こんにちは、チーです。
第一子を妊娠し、2024年8月にアメリカで出産予定です。
まずはなにから始めたらいいの?妊娠について全くわからない!!
妊娠がわかった時は人生で最も幸せを感じた一方で、これからの未来に対する不安も同時に湧き上がる方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は初診まで準備しておいた方がいいものなどを経験談を交えて解説します。
アメリカでは州や保険によって多少違いがありますが、注意したいポイントにも触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください♪
この記事の内容
- 初診に行くまでに準備しておくべきこと4つ
- 初診の流れは? 時間はどれぐらい?
- 産院で聞かれたことは?
アメリカで妊娠がわかったら、ベビーレジストリに登録しておくこともおすすめ◎
初診に行くまでの準備
アメリカでは「妊娠発覚からすぐに産院に行く!」ということはできないので、初診に行くまで少し余裕があります。
わたしの場合、妊娠しているのがわかってすぐ電話しましたが、8週目に初診を受けました。
初診に行くまで少し時間があるので、準備をしっかり行うことが大切だと思います◎
初診までの準備では、
- 産院を探す
- 医療保険の確認
- 必要書類の準備
- 電話で初診の予約
がポイントになります。
それぞれ順番に解説していきますね。
STEP1:家の近くにある産院を探してみる
まずはGoogle検索やGoogleMapなどで、自宅の周りの産院を探しました。
産婦人科は、Obstetrics and GynecologyやOB/GYMと表記するので、このキーワードを使って探すのがおすすめ!
気になる産院をいくつかピックアップしておくのが良いと思います。
もしものために産院が家から近いところにあると安心です。
STEP2:医療保険の確認
STEP1で候補の産院を挙げたら、その産院で自分が加入している医療保険が保険対象になっているかを確認します。
基本的に保険対象になっている産院での診療が可能です。
病院のホームページなどで対象の医療保険を確認することができます。
医療保険によっては、希望の産院で適応できない可能性もあり、保険対象外の病院で診療してしまうと、多額の医療サービス請求が来てしまうことも…!!
また、加入している保険のタイプによって医療保険のカバー率も異なるため、妊娠中の検査から出産までの金額も人によって異なります。
そのため、事前に医療保険を確認しておくことがおすすめです。
STEP3:医療保険対象になる産院の選定
STEP1でリストアップした産院を、STEP2で確認した自分の医療保険が適用される病院に絞り込みます。
もし産院選びに迷ったら、自分たちが重視するポイントを絞って病院の候補を挙げていきましょう。
わたしたちが産院選びで重視したポイント
- 施設の充実度・雰囲気
- 産院の口コミをGoogle mapで確認
- 家からの距離 (15分程度で行ける距離)
「GoogleMapの写真・口コミ」や「産院のホームページがしっかりしているか?」なども一緒に確認しました。
STEP4:電話で初診の予約をする
産院が決まったら、早速初診の予約をしましょう。
英語での電話は、経験したことがなかったので今回も「夫におまかせ〜♪」と思ったら、予約をする時は本人じゃないとダメと言われてしまいました。
産院によっては、本人のみの予約可能の場合もあるので注意してくださいね!
結局いまの英語力で電話での予約に自信がなかったので、隣に夫に付いていてもらってスピーカーにして電話しました。
予約の電話で聞かれたこと
- 名前と生年月日
- 医療保険番号の確認
- 自分の電話番号
- 妊娠検査はしたか?
- 生理周期
- 最後の生理開始日
など
「最後の生理日を教えて」と言われたら最終生理開始日のことを指しているので、注意してくださいね!
生理管理アプリなどすぐに見られるようにしておくと便利です◎
最後の生理開始日と周期から現在の数週を計算して、初診の日時を提示してくれます。
最終生理開始日は初診でも聞かれるので、覚えておくと良いでしょう♪
病院のホームページとアプリがしっかりしていたので、個人アカウントを開設してからは次回の予約日などが見られるようになりとても便利でした。
初診の流れと必要な持ち物は?
初診当日は少し緊張ぎみで臨みましたが、病院のフタッフの方がとても親切で安心しました。
アメリカの産院では夫や家族の同伴も可能なので、夫にきてもらいました。
当日の持ち物
- 医療保険カード
- 身分証明書
- (必要であれば)聞きたいことのメモ
を忘れずに持って行きましょう。
では、初診の主な流れをご紹介します!
STEP1:受付での問診表をもらう
受付では、予約をしている旨を伝えると問診表を渡されます。
問診票では、いまの体調などについてチェックしました。
- 現在の体調は? つわりがある?
- メンタルはどう?
- 過去の医療歴
- 持病
- 家族歴の確認(遺伝)
など…
専門的な英語がたくさん出てくるのでGoogle翻訳が必須!事前に産院でよく使われる英語を確認しておくこともおすすめです。
問診を書き終わったら、待合い室で自分の順番が来るまで待ちます◎
STEP2:初診の検査と内容
名前を呼ばれたら、個室診察室に案内されます。初診ではいくつか検査を行うので、それぞれ分けて解説します!
血圧・体重測定
個室に入ると、ナースが体重測定と血圧を計測してくれます。
体重測定は洋服は脱がず、くつのままで計測するのでちょっと心配になりますが、これも「アメリカ流」ということで、細かいことは気にせずに体重を測りました。
アメリカでは、日本ほど体重制限が厳しくないのであまり体重は気にしないようにしていました。
カウンセリング
ナースが測定したあと、助産師さんが個室に来てカウンセリングがスタート。
初診では、問診に書いてあった体調について確認し、気になることがあれば詳しく説明してくれます。
自分の体調で気になったことやこれからの検査で気になることがあれば、質問を準備しておくと良いです。
わたしたちはわからないことばかりだったので、質問をたくさんメモして質問しました。
質問したこと
- 妊婦のおすすめのエクササイズは?
- 自転車は乗ってもいい?
- 食べてた方がいいもの・いけないものは?
- どこの病院で産むのか?
- つわりに効くものは?
- 気分が浮き沈みするのは通常?
など
インターネットで解決する乗っている情報もありますが、体調については個人差もあるので少しでも気になることがあれば質問するのがおすすめです。
特にアメリカでは、質問をしないとカウンセリングがすぐ終わってしまいます!次の検診まで不安を残さないためにも質問を準備しておくと良いでしょう◎
また助産師が最終生理開始日と生理周期を計算し、現在の妊娠週数とDue Date(出産予定日)を教えてくれます。
妊娠中の食べ物の注意点や生活習慣についても詳しく教えてくれるので、これからどう生活していけば良いかわかって安心しました。
オプションの検査でダウン症や染色体異常などを調べるスクリーニング検査についても説明されます。
カリフォルニアでは、NIPT(出生前診断)を推奨しているため追加で受けることにしました。
NIPTは、妊娠10〜16週の間で産院の近くにあるラボで血液を取ってもらいます。
初診では、いろいろな情報を一気に言われるので「絶対に忘れる!」と思っていましたが、カウンセリングのサマリーは毎回、個人アカウントやアプリから確認できるのでとても便利でした♪
ウルトラサウンド(超音波検査)
1回目のウルトラサウンドでは、お腹の上から超音波を当てても赤ちゃんが見られないので、棒を入れるタイプの検査で赤ちゃんを確認します。
アメリカのウルトラサウンドは、初診と20週の2回(場合によっては3回)しか行わないところが多く、通常では赤ちゃんの心音しか聞けません。
日本のように毎回ウルトラサウンドで赤ちゃんを確認できるのが正直羨ましいと思いました。
でも、アメリカでは血液検査などが充実しているためウルトラサウンドをやる必要がないとのこと…!
…さすがアメリカ。
貴重なウルトラサウンドの1回目では、やっと自分の赤ちゃんを見ることができて初めて実感が沸きました。
お腹も出ていなかったので、ウルトラサウンドの写真をもらえたときはすごく嬉しかったです。
初診は、だいたい1時間ぐらいで終わりました。
STEP3:検診後は次回のスケジュールを決める
検診後は、受付けで次回のスケジュールを決定します。
1st(妊娠初期)〜2nd(妊娠中期)までは1ヶ月1回の検診になるので、次回の予約を忘れずに行いましょう!
3rd(妊娠後期)28〜36週は2週間毎、それ以降は毎週になります。
(病院や州によって異なる場合があるので、産院で確認してみてくださいね!)
アメリカで楽しい妊婦ライフを送ろう
いかがでしたか?
アメリカの産院に行くまでの準備と初診の流れについて解説しました。
異国での初めての妊娠はワクワクする反面、不安になることも多いです。
でもしっかり準備をしておけば、安心して妊娠生活を楽しめるはず!
ぜひ参考にしてみてください♪