ESLは通うべき?アメリカ生活で英語を上達させるためには?

アメリカ生活で英語を上達を目指したい。
ESLに行けば自然と話せるようになるの?

ただESLに通うだけでは英語力は上達しないよ!
でも、アメリカで英語を学ぶための最適な方法として、ESL(English as a Second Language)のプログラムについて紹介するね!

英語が母国語でないわたしたちにとって、英語を学ぶのは一筋縄ではいきませんよね。

でも、アメリカのESLプログラムはそんな私たちの強い味方です。

ESLに参加するか迷っている方におすすめの記事です。

わたしはESLプログラムを違う場所で2回参加し、現在も参加しています。

これまで通ったそれぞれの比較なども紹介していくので、自分にあったESLを見つけてみてください。

この記事の内容

  • ESLとは?
  • 実際に行ったESLの経験談とそれぞれの比較
  • ESLに行けば話せるようになるのか?
  • ESLのクラスで気をつけたこと・気をつけるべきこと
もくじ

アメリカで英語を学ぶ!ESLプログラムとは?

ESLは、英語を母国語としない人々のためのプログラムやコースのことを指します。

簡単に言えば、ESLは英語が第二言語の人向けの英語教室です。

ESLのほかにもESOLがありますが、ほとんど同じ意味合いです^^

アメリカでは、さまざまな場所でESLプログラムが提供されており、初級から上級までの幅広いレベルに対応しています。

レベルを見るためのテストを受ける必要がある場合もありますが、正直に受けることで授業についていけるし、授業が理解できるので楽しくなりますよ!

メリーランド州にいたときは、開催している場所がなく参加できませんでしたが、カリフォルニア州へ引っ越してから参加することにしました!

ESLで学べる英語のスキル

ESLでは、英語の総合的なスキルを学べます。

  • 日常会話
  • 文法
  • リスニング
  • スピーキング
  • リーディング
  • ライティング
  • 発音

ESLのなかには授業を一方的に受ける場合もありますが、基本的にグループの活動などもあり、同じクラスの友達と英語で意思疎通しながら課題を進めていくのも初めての経験で楽しいです!

ESLにはさまざまなコースがあり、自分が目標としている英語のゴールを設定しておくことも大切ですよ。

これまで通ったアメリカでのESLの経験とそれぞれの比較

これまでESLのプログラムを2回参加し、現在も参加中です◎

それでは、それぞれの比較や特徴についてESLのタイプごとに解説します。

【1回目】大学が開催しているESL(サマープログラム)

参加した場所大学
期間1ヶ月程度(8〜9月)
授業時間月〜金(毎日5時間)
値段$300
授業内容アメリカの文化について学ぶ
・Expressions and Idioms
・U.S. Society and Culture
・Intercultural Research Project
・Listening and Pronunciation
テスト定期的にあり
宿題毎日あり
日本人の割合98%
1回目に参加した大学のESLのまとめ

詳細

1回目のESL体験では、アメリカの大学で開催された1ヶ月間のプログラムに参加しました。

ESLプログラムを探す際に日本の留学サイトを利用したため、日本人留学生がほとんどでした。

現地に住む友達が欲しかったので、少し残念でしたね…。

アメリカの大学の授業の雰囲気を少し味わうことができましたが、生徒同士は日本語が主体で、全体的に日本の大学の延長といった印象でした。

アメリカに来てから、現地で探すがおすすめです!

授業内容

学期が始まる前にオンラインでのクラス分けテストがあり、それぞれのレベルに合わせた授業を行うという印象です。

テストの内容は、英文法の基本的な内容や単語の意味などでした。

申し込んだコースが「アメリカの文化を学ぶ」というプログラムだったので、すでに知っている内容も多かったのですが、クラスで英語のプレゼンなどは初めてだったので良い経験になりました。

また学生向けのカリキュラムになっていたので、課題にはしっかり成績がつけられていました。

クラスにもよると思いますが、文法よりもどれだけ自分の意見が言えるかが評価ポイントだったようです。

授業の内容が毎回興味深く、とても良い先生ばかりでした!

【おまけ】
授業態度と宿題をしっかりやっていたら卒業式でスピーチをお願いされることになりました。
大人数の前で英語のスピーチは緊張しましたが、いい経験です。(笑)

メリットとデメリット・おすすめな人

メリットデメリット
プレゼンなどアカデミックな内容が学べる
アメリカのカレッジライフが楽しめる
テストなどで自分のレベルが具体的にわかる
良い先生が多い
卒業式がある
値段が高い
日本人留学生が多い可能性も
毎日の宿題が多く、主婦には少し負担
授業カリキュラムが留学生向けの場合が多い
1回目の大学のESLのメリットとデメリット

メリットは、大学のカレッジライフを楽しみながらアカデミックな内容を習得できることです。

また先生が作った講義プレゼンも興味深いものがあり、アメリカの授業を経験したい方にはおすすめです。

しかし、大学のカリキュラムなので値段が高いことや日本人しかいないというデメリットの可能性もあります。

【2回目】コミュニティーカレッジのESL

参加した場所コミュニティーカレッジ (地域に住む人のための大学)
期間6ヶ月程度(1月〜6月)
授業時間週3回
・月 3時間
・水 3時間
・金 5時間
値段$10
学習内容・日常会話
・文法
・リスニング
・スピーキング
・リーディング
・ライティング
・発音
テストエッセイ
宿題あり
日本人の割合0%
2回目に参加したコミュニティーカレッジのESLのまとめ

詳細

2回目は地域のコミュニティーカレッジに参加しました。

6ヶ月間、週3回通い、金曜日は5時間のクラスでした。

日本人がいなかったためいろいろな国の友達ができ、異文化を知ることができたのがとても楽しかったです!

同じぐらいの年齢層からそれ以上の人が多く、1回目のESLと比べると多くの人が授業に積極的で、わたしにはコミュニティーカレッジの方が合っていたと思います。

このESLに参加して友達もできたので、参加してよかったです!

また、先生も経験豊富で教えることに熱心な方々だったため、授業が充実していました。

アメリカの知らないことについても詳しく教えてくれたので、とても良い経験になったと思います。

クラス分けテストなどはなく、申し込みのときに自己判断レベルチェックがある程度でした。

授業内容

授業では、英語で必要になるスキルを網羅しており、バランス良く学ぶことができました。

本を購入して授業で読み合わせをしたり、発音を鍛えるカードゲームをしたりしました。

英語の本を読み慣れていなかったので、英語の文章を読むのが苦ではなくなった気がします。

また、エッセイを書く練習もでき、いろいろな表現方法や文章力も鍛えられました。

メリットとデメリット・おすすめな人

メリットデメリット
英語のスキルを全部学べる
安い
いろいろな国の人と出会えるチャンスがある
同じ地域に住んでいる人だから、友達を作りやすい
英語を話すチャンスがたくさんある

場所によっては先生が良くない可能性もある
自分のレベルにあったクラスを見つけにくいかも
授業に積極的じゃないと面倒をみてもらえない
2回目のコミュニティーカレッジのESLのメリットとデメリット

英語をバランス良く学べるので、自分の苦手な部分もしっかり練習できます。

先生に授業のカリキュラムについてリクエストすると、フレキシブルに対応してもらえるかもしれません!

ここで出会った友達はみんな近くに住んでいるので、友達も作りやすく英語を話すチャンスがたくさんあります。

しかし、場所によっては先生がイマイチな場合や生徒同士が同じ国でかたまっちゃって仲間に入りにくいと言った場合もあります。

事前に体験受講してみるのもおすすめです。

【3回目】コミュニティーグループ(現在)

参加した場所コミュニティーグループ (地域に住む第二カ国語を話す人のためのコミュニティ)
期間1ヶ月程度(サマープログラム)
日数 週2回(1時間程度)
値段$15
学習内容日常会話
テストなし
宿題なし
日本人の割合0%
現在参加しているコミュニティーグループのまとめ

詳細

3回目は最近妊娠9ヶ月(33週)から参加し始めました。

ESLというより、地域のコミュニティグループです。

2回目のコミュニティーカレッジのESLが終わってから家にいる時間が長くなり、ストレスが溜まってきたので、思い切って参加することにしました!

ここでも多様性に富んだ環境で、いろいろな国の人々と会話できるのがとても楽しいです!

授業内容

まだ始まったばかりですが、基本的に日常会話中心のクラスです。

クラス全体で発言することもありますが、基本的にはペアになって用意されたトピックについて話します。

曜日によって先生が違うので、先生が持ってきたお題で楽しめます。

また先生方はボランティアでやっているため、決まったカリキュラムはなく比較的自由です。

メリットとデメリット・おすすめな人

メリットデメリット
家の近くに住んでいる友達ができる
日常英会話に特化しているから、友達との自然な会話を楽しめる
週2回で短いから忙しい方も参加できる
自由な雰囲気
期間が1ヶ月しかなく短い
週2回(1時間)で英語を話せる時間が少ない
レベル分けがないので、いろんなレベルの人がいる
現在通っているコミュニティーグループのメリットとデメリット

2回目に行ったコミュニティーカレッジ同様、近くに住んでいる友達が多いので友達ができやすく、自由な雰囲気で自然な日常英会話が楽しむこともできます。

時間と期間が短いので、とりあえず英語でコミュニケーションを取りたい人にはこのタイプがおすすめです。

しかし、ガッツリ英語を勉強したいという方にはコミュニティーカレッジのような地域の大学をおすすめします。

結局、アメリカでESLに行けば英語が話せるようになるの?

ESLに参加することで英語のスキルを総合的に向上させることが期待できます。

しかし、ただ参加するだけでは英語を話している環境に満足しているだけになってしまうかも。

わたしがESLのクラスで気をつけていたことを紹介します。

いつも積極的な姿勢を忘れずに

授業では前の席に座って、休まず参加していました。

ただ座って話を聞くだけではなく、意見を発言したり、質問したりすることを意識していました。

また、たまに先生からフィードバックをもらうこともおすすめ!

これまで気がつかなかった自分の弱点が見つかると、効率的に英語を伸ばすことができました。

間違えても良いからどんどん発言する

クラスメートとの交流も貴重な経験です。

文化が違う友達と会話で実践的な英語の使い方を学べます!

ほかの人も間違えているので、どんどん自信を持って話そうという気持ちになるんです。

もちろん話したいことがうまく話せなくて、吃ることもしょっちゅうありますが、なんとなくでも言いたいことを理解してくれる人が多いです。

あと英語でコミュニケーションがとれると、嬉しいんですよね!

これまでオンライン英会話の経験しかなく、対面のクラスは初めてだったので慣れるまではすごく緊張したし、恥ずかしかったです。

でも徐々に慣れてくると自信を持って意見が言えるようになるはずです。

私生活で英語を使う機会を増やす

クラスで英語を話す練習をすると、だんだん自信がついてくると思います。

自分の英語の力試しとして、公共の場で英語を実践していました。

普段行き慣れている買い物だけでなく、郵便局に行ったりコールセンターに電話をかけたりするなど、自分でできることを増やしてみることにチャレンジしていました。

「間違えても、なんとなく通じるや」という程度の軽い気持ちで行くのが良いです。

もちろん始めは緊張しましたが、だんだん慣れてくると思います。

アメリカに住んでるなら、ESLで英語上達を目指そう

ESLは英語を学びたい人にとっておすすめなプログラムです。

せっかくアメリカ住んでいるなら、ぜったい参加をおすすめします!

また地域によってESLのクラスがさまざまですが、個人的には日本人がいないクラスがおすすめ

母国語で話す人がいない環境では、英語が唯一のコミュニケーションツールになり、自然と英語を使う機会が増えてきます。

ESLで学んだことを実践的に使えると、もっと英語が上達すると思います!!

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